シャドーイングの効果について。
最近、継続的に、一日に決まった参考書を勉強する習慣をつけている僕ですが、特に今までやってきたことがなく、最近始めた勉強としてシャドーイングがあります。シャドーイングの効果や練習法はネットで検索すればたくさん参考になるものが出てきますし、実際僕の大学の英語講師なども音読やシャドーイングの重要性を述べていたこともありました。
しかし、シャドーイングは、実際やってみるとなかなか手こずってしまうもので、様々な参考書もありますが、自分に合うものを選ばないと、その難易度や練習の単調さから挫折してしまうケースが多いみたいです。僕も、シャドーイングをやるかやらまいかで長年迷っていて、いざ始めようとしても気が引けてしまい、なかなか始められずにいました。
このケースは、"音読の重要性をわかっているけど、なかなか続けられない" というケースにも似ています。音読は言うまでもなく重要な練習法であり、そこから得られるものは多いですが、同様に、地味な作業や場所を問われる練習法からやめてしまう人が多いと思います。
では、僕が今なにをしているかと言いますと、こちらの参考書のみを使って、シャドーイングの練習をしています。
CD付 耳と口が「英語モード」になる 同時通訳者のシャドーイング
- 作者: 木内裕也,工藤紘実
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
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この参考書は、今年に入ってから発売された新しいもので、ページ数も190ページとそこまで多くありません。(実際みてみると、そこまで分厚くないです。) また、"同時通訳者のシャドーイング" と謳っていますが、シャドーイング初心者の方でも始められる、いわゆる入門書的な代物だと思います。
おおまかな内容はというと、全5セクションからなります。初めは、日本語のシャドーイングの練習から始まります。これだけでも、いかにこの著者がシャドーイングの練習を丁寧に始めようとさせているかが伺えると思います。ささっと1セクションを終えると、いよいよ英語のシャドーイングが始まります。
最初は短文のシャドーイングです。日常の会話表現の中でも、特に簡単で、短い表現の羅列をシャドーイングしていきます。一見簡単に思えますが、実際やってみると、なかなか手こずります。特に、今までこのような練習を避けてきた人からすると、たった1ページこなすだけでも体力を使います。ちなみに著者の方は、"とりあえず一日10分でもいいので練習してください。"と言っています。
次のセクションからは、少しむずかしい会話文の、片方の発言をシャドーイング(セクション3)、続いて、2人の会話文すべてをシャドーイングする練習(セクション4)、最後のセクションでは、実践編と称して、長文のシャドーイング(セクション5)を練習します。
ちなみに僕はいま、セクション4をやっている最中です。ここまでやってみると、簡単なシャドーイングなら難なくこなせるようになると思いますが、セクション4の最大の難点は、二人の会話をすべてシャドーイングしなければいけないことです。セクション3のように、片方の会話だけに集中すればいいのなら、もう片方がしゃべっている間に休憩したり、考えなおしたりすることができます。しかし、それができず、常に集中した状態で、間髪入れずにシャドーイングする必要があります。聞き流したり、考えなおしたりする暇がなく、これが結構まじでしんどいです。笑。
また、同時通訳者のインタビューを聞いているとわかりますが、彼らは必ずしも正確なスピードで、正確な表現を、その都度しているわけではありません。
会話の途中で言葉をつまらせたりすることがありますが、彼らの素晴らしいところは、最後まで発言しきることです。つまり、言葉をつまらせたとか、発言中に話者が次の発言を始めたからといって、言いかけた発言を途中で止めることはしません。最後まで発言して、完結させます。これにより、聞き手側は、何を言っているのかを理解することができるわけですね。
当然といえば当然のことです。もしも普段の会話で、"昨日映画館で最新作のあの映画を見てきたんだけどさ〜..." と言われて、そこで終わってしまっては会話が成立しません。シャドーイングにおいては、特にこのことを意識することが大事で、著書でもそのように書かれています。しかし、これがまた、やってみると、なかなか難しいのです。特に、すぐに次の会話が始まってしまう場合、つい言いかけた文章をやめてしまったり、完結させずに次の会話の聞き取りを始めてしまったりします。
しかし、シャドーイングにおいて大事なのは、聞き取りながら意味を理解し、同時に、それを発言することであり、それを繰り返すことです。次の発言が始まったらそこにも耳を傾けながら、自分の発言をまず完結させる。まさに、耳と口と頭を同時に使う大変タフな練習です。
まだ僕は最後まで読み終えてないのですが、もちろん何回も繰り返す予定ですし、やり続けていると、意外とできるようになるものです。また、口に出すことの重要性をひしひしと感じることができます。この練習はリスニングとスピーキングの向上につながると著書では書かれていますが、スピーキングにおいては、以前よりスムーズに英語を発言できたり、表現が頭に浮かぶようになりました。つまり、アウトプットの練習になっているのです。
また、シャドーイングは、精聴、つまり正確に聞き取る力の練習でもあると思います。何故なら、単語が聞き取れないと、その単語を発言することは出来ませんよね。また、実際発言することで、ネイティブがどのように発言しているかがわかりますし、次からその単語が聞き取れるようになります。
英語のリスニング向上の秘訣として、精聴と多聴があるそうです。多聴は、たくさん英語を聴くこと。この二つのバランスがリスニングには大事で、片方の練習だけに偏っていたりすると、あまり向上しないそうです。普段リスニング教材で長文を聞いていたり、映画やドラマでずっと聞いていることが多聴の練習だとすると、シャドーイングは精聴の練習になります。つまり、リスニングにおいても非常に重要なものなんですね。
僕はとりあえずこの参考書でさらに練習を続けることで、効果を最大限実感することができると確信しています。また、シャドーイングは、教材さえあれば、すぐに始めることができる練習法です。リスニング教材をもっていて、スクリプトと、音声さえあれば、始められます。自分に合ったレベルから始めて、どんどん難しいものにチャレンジすればいいと思います。
ネイティブ同士の会話を聞いていると、会話が早くもなるし、それを配慮してくれるわけではありません。正確に聞き取り、かつすぐに理解して、次の発言に備えることができることで、彼らの発言をストレスなく聞き取れるのだと思います。
最後に、練習法ですが、僕は同じスクリプトを最低5回ほどシャドーイングし、一日最低30分は充てるようにしています。先ほど紹介した著書は、分量が多くないのでこのペースでもさくさく進めます。いきなりシャドーイングしても出来なかった場合、まずわからない単語や表現の確認(各スクリプトに単語欄もあります。)をして、スクリプト全体を自分で音読します。そしておおまかな文意を把握してから、シャドーイングを始めます。大きなミスもなく、スムーズにシャドーイングを終えることができたら、次のスクリプトに移ります。
特別なことは何もしていませんし、これだけでも結構な練習になります。実際やってみると、シャドーイングはタフだけど非常に楽しい練習です。一つだけ問題があるとしたら、場所を選ぶことですが。笑。
書店にいけば、シャドーイング教材がたくさんありますので、自分に合ったやつから始めてみましょう。シャドーイングは、音読と同じくらいに重要で、英語力向上のため避けて通れない練習だと思います。
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英語を学ぶとは何か
先日TOEICの結果が帰ってきたので、恥を捨てて発表します。
まず、結果は720点でした。
やはり、不安だったリスニングセクションが足を引っ張り、340点程度。
リーディングセクションは400点を超えることが出来ず、380点程度。
目標が800点超えだっただけに、辛い(泣)
何よりも、就職関連のサイトに登録する際に、TOEIC点数を入力する欄があるのですが、入力式ではなく選択式で、「600点以上」の選択の次は、「730点以上」の選択、みたいな感じで、なんか損している点数だなぁ...と思わざるを得ない心境です。。
まぁ、あと2回くらいは受験する予定なので、更なる高得点を狙って前進するのみです。
ただ、留学している身としては、このような語学力を測る(厳密には測れるとは言えないでしょうが)テストで、最低限の結果を残していないと、留学していたとはいえないのです。
ましてや、僕は語学留学の身です。"留学生"と豪語できるかすら怪しいこの身分としては、せめて語学くらいは向上しないといけないわけです。
こう言うと、自分を謙遜しすぎてて卑屈に聞こえるかもしれないですが、いわゆる語学留学よりも、学位留学や大学院留学のほうが成長のスピードもレベルも上なのは自明のことです。(ワーホリなどの留学は特別だと思うので分からないです。)
特に、語学留学経験者ならわかるでしょうが、語学留学も遊学(見聞留学のようなもの)も、学生にとっては大した違いはないと思います。つまり、語学留学とは、学生の意識によって、留学そのものの目的や得られるものが大きく変容する可能性があるということです。僕が今学校で受けているクラスは、最も難解なクラスで、英語のレベルも高いです。中には、何故語学学校にいるのだろうと思うような優秀な学生もいます。しかし、それは一部分に過ぎず、個人的な感覚としては、大多数の学生は最初から、あるいは途中から勉学に対する意識が低下し、遊学生活に陥ってしまいがちです。
その理由としては、①語学留学がその他の留学よりも圧倒的にキツくないからということ。そして、②"英語を学ぶ"ということに明確なモチベーションを保ちにくいこと。があると思います。
①について。語学学校は、基本的に"みんなで楽しく英語を学びましょう"というスタンスで学生たちと接します。授業のスタイルも、基本的には日本によくある駅前留学とか英会話学校の感じと大差ないと思います。これらは学校によりけりな部分がありますが、単位を落とせない学位留学などと比べると精神的なプレッシャーは皆無に近いです。つまり、正直にいうと、自発的な勉強などしなくても授業についていけるし、あるいは授業についていく必要すらないという場合もあります。何言ってるかわからないよと思うかもしれませんが、これは②の理由にも繋がります。
②について。授業についていけなくてもいいというのは、授業についていかなければならない必要性がないから。ということです。多くの学生が、途中で英語を学ぶことに対して疑問を持ち始め、授業に参加するモチベーションが低下する傾向があると思います。というのも、語学留学したからといって英語が向上するわけでもありませんし、何より英語を学ぶということ自体、曖昧な勉強です。明確な目標や意識がないと、すぐに堕落してしまうということです。そして、そうなってしまった彼らは、授業についていくことに本気にならなくなり、また授業もそれを許容する緩さがあるのです。このような状況は、学校側の先生たちも自覚しており、先生によるでしょうが、仮に意欲的でない学生がいても注意しないという先生もいました。
つまり、語学留学の難しさはそういった点にあり、モチベーションの維持と明確な目的意識、目標をもつことが何よりも大事です。それらを持っていても、英語が向上するとは限らないです。語学学校にいるのにです。何故なら、経験者ならわかるでしょうが、語学学校にいる人間の大多数は英語が得意ではないのです。英語を学ぶ留学生ばかりなので当然ですね。語学学校という環境だけに留まり、その中で意欲的であったとしても、英語の向上には必ずしも繋がらないかもしれないということです。もちろん、英語を使うことで、英語に"慣れる"ことはできると思います。しかし、僕も初めてネイティブの人たちと話した時に思いましたが、留学生同士の会話と、ネイティブとの会話は全く違います。留学生同士の会話が上達したからといってネイティブと同じように話せるとは限らないということです。しかし、留学生にとって、ネイティブと話せるようにならないと意味がないです。だから、語学学校だけに留まらず、様々な環境に顔を出し、様々なコミュニティの中でコミュニケーションを形成することが大事です。なかなか容易ではありませんが。
話を少し戻すと、大学や大学院留学生のほうが英語の上達にも良いと思います。僕も本音はそうしたかったですし、今でも機会があればしたいと思っています。彼らは日頃から、英語を学ぶわけではありませんが、生の英語を学ぶ機会が幾多にもあるからです。英語の講義やネイティブ・スピーカーとの交流、勉強、など、いわゆる生の英語に触れる機会が圧倒的に多いです。そして、多くの課題に追われながら、それに挫折することなく、最後まで全うする必要があります。そういったキツさが英語の成長に貢献するわけですね。
もちろん、どちらにせよ、個人の意識による、としか言いようがない点はあると思います。僕の知り合いで、現地大学に通ってるのに英語がイマイチな人もいるし、語学留学をしていて、流暢に英語を使う人もいます。つまり、一概に言えないことは確かです。それに、僕が語学留学者だからといって、大学留学者より英語ができないですという言い訳もしたくないです。
そして、ここまで偉そうに言っておきながら、冒頭の僕のスコアの話に戻るわけですが(笑)、僕がこのように思う以上、最低限の目に見える結果を残しておきたいのです。それはTOEICなりTOEFLなり何でもいいですが、"語学留学をしてここまで成長できた"という証が欲しいわけですね。TOEICが就活に必要だということもあるでしょうが、僕にとっては、このようなスコアは第三者に向けた自分の留学についてのアピールでもあるわけです。何事も結果があることで、説得力が生まれます。その結果がなければ、僕はこの留学で何もしてこなかったと言っても過言ではないと思うわけです。
この考え方がある意味危険であることは承知しています。留学で得られることは多いし、いろんなことが成長すると思います。しかし、僕は(語学留学者にとっては)有形の結果も必要なのです。大学の学位みたいなものが必要だと思うわけですね。これだけ価値観が変わりました。とか、こんな人間になりました。だけでは説得力に欠けるわけです。
もちろん、TOEICなんかは留学していない人でも高得点を取っていますし、TOEICなんかのスコアはスコアでしかないです。けど、僕自身が納得するために、目標点数が必要なわけです。ここまで言っといてなんですが、もはや自己満足です(笑)。そして、この点数です。だからショックも大きいです(笑)。でも、こういった目標があるだけでも、モチベーションは継続されます。自分が良ければそれで良いのだと思います。
ところで、英語という共通言語のおかげで、いろんな人達と出会い、そして彼らの考え方を知ることができます。それまで考えたこともなかった価値観や考え方、自分の知らない世界を覗くことができるのです。ある時には、それまで自分の悩みであったことが、話を聞くことで、フッと消え去ることもあります。ある時には、自分の短所であると思っていたものが、話を聞くことで、こういった見方もあるということを知り、長所になることもあります。海外という環境で、自分とは違う人生を送ってきた人たちの話を聞くことができることは、留学生にとっての特権だと思います。いわゆる価値観が広がるってことですね。僕はそういう時に、英語を学んでて良かったと心底思います。そして、理解することができない考え方があったり、共感できる考え方があった時に、喜びを感じます。
アメリカ人は日本人とは大違いだ、と思う時もあれば、似てるなと思う時もあります。世界を知るということはこういうことかな、と思ったりします。僕の知る世界はまだまだ狭いですが、英語というツールをもっと高めていき、仕事であれ何であれ、もっといろんな人たちと知り合いたいということが、今の気持ちです。もちろん、英語話者だけでなく、色んな言語を学び、その言語を駆使してもっと色んな人と話したいと思います。結局のところ、たかが語学されど語学です。
The Walking Dead Season2 Ep.1のワードメモ
EPISODE:1
・Stay off :To avoid something
劇中の冒頭、リックが無線で"Stay off the road. " (道路は避けろor通るな)
その後、"Keep Moving."と、留まることへの注意を促している。
Stay off は、ある特定の場所へ行くことを避けるという意味もある。
また、"I stayed off school or work yesterday. " (病気のせいで昨日学校or職場を休んだよ。)
この場合、"病気で" という意味は "stay off" の中に含まれている。
・Ick :Interjection
Interjection (感嘆詞)。日本語で言う、"うぇ〜..."みたいな感じ?
辞書には、"used as an expression of disguise or distaste."
・Graveyard : 墓地もしくは廃棄場
道路を遮る大量の廃棄車のシーンでローリが一言、
"This is graveyard." 墓地を意味したのか廃棄上を意味したのかは分かりません。
・Barptize :To immerse in water in the christian rite of baptism
シェーンがトラックのトランクを開けると、大量の水のボトルがあり、
嬉しさのあまり頭から水を被って一言、"It's like being barptized, man."
Baptismは、キリスト教における洗礼儀式のこと。Immerseは浸る。 absorb的な。
・Opt out :To decide to leave or withdraw
Optは"To make a choice"の意味であり、そのままOUTをイメージすれば意味を推測できる。
Optはシーズン1のEpi:6の時にも述べました。
迷惑メール対策におけるオプトアウト方式とはこのことで、受信者が迷惑メールを拒否(退く)ことができる方式のこと。
反対のオプトインは、許可したメールのみ閲覧できるということ。
・Nudge : To push slightly or gently, especially with the elbow
"お主も悪よのう〜"って台詞の時の、相手を肘で小突く、あの嫌らしい感じをイメージしてしまう。
FAVORITE WORDS
日常会話でも使える表現や面白いなって思ったワード集。
最後の台詞は、"あんたが私にしてくるその視線にうんざりなのよ!"とローリが言ったシーン。
・I found something cool.
・Did I do something wrong?
・I'm sick of the look you are giving me.
ウォーキング・デッド、シーズン2を視聴開始。ブレイキング・バッドと比べると、スラングはあまり多用されてないし、シーンによっては全く会話が無いシーンもあるので、特筆すべきワードもそれほど多くはありません。やはり、このシリーズもとても面白いし、緊張感がありますね。それにしても、僕は相変わらずあの白髪の爺さんが気に食わない。というより、このドラマの登場人物たちって、昼ドラ並にドロドロしすぎなんだよな...。必ず誰かが誰かを疑ったり、嫌ったり、何かを企んだり、、変に現実味のある人間関係だからC級ゾンビ映画みたいにスカッと見れない。。
ところで、間もなくアカデミー賞が開催されますね。ついこないだアメフトの祭典、スーパーボウルが開催されていましたが、スーパーボウルは全米での視聴率が毎年ぶっちぎりの1位、そして意外や意外、アカデミー賞は2位らしいです。アメリカ人って結構映画に関心あるんだな〜と思っていましたが、僕の学校の先生は、"お祭り感覚で見てる人が大半だと思うよ"と言っていました。とにかくお祭りごとやパーティー、みんなで盛り上がることが大好きなアメリカ人。確かにアカデミー賞のお祭り感はすごいですもんね...笑。アカデミー賞ノミネートされている、アメリカンスナイパー、バードマン、グランドブタペストホテル、6歳の僕が大人になるまで、など見たいと思っている映画も全然見れてないから見に行かなきゃ...。前者2つはまだこちらの映画館で上映されています。
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TOEIC受けてきました。
先日TOEICを受けてきました。
日本だと2月には実施されて無いと思うんですがアメリカでは2月14日にやっていたので早速受験。
大学の入学当初に一度だけ受けたことがあり、その時のスコアが500点だった僕にとって、TOEICはなんとなく嫌で避けてきた道...
ただ、留学している上、就活にも必要となるであろうこのテストをこれからも避けていく道はない。。
ちなみに、アメリカでもほぼ毎月実施していると思うので、次回も受ける予定。
留学生がどれくらい点数を取っているのかとか、日本の大学生はどれくらいだとかは全然わからないんですが、受けてみた感じとしては、アメリカに馴染んでおり、滞在年数が短くない留学生や社会人ならば、800点以上は難なく取れるんだろうなと思います。
問題の内容も基礎的でフォーマルな表現が多いので、留学経験の無い人でもきっちり勉強すればそれくらいは取れるんだと思います。僕が今勉強しているTOEFLでは、リスニングの際に口語表現が出たりするので辛かったりしますが。。
よく、TOEICはテクニックや慣れでスコアが上がると言われていますが、TOEICで最も苦しいのは時間がないことです。僕もハイペース気味に解いていましたが、リーディングの最後の問題を終えた直後に時間切れとなりました。テクニックや慣れというのは、時間配分の仕方や、どのように問いていけばいいのかということを指しているんだと思います。
僕もリーディングの際に、ほぼ全ての長文問題を全て読んでいましたが、それでは普通に時間が足りません。TOEICでは、設問文を先に読めば何を問うてるのかがわかるので(回答も選択肢の中に書いてあるし)、そういう細かなテクニックで時間を節約していくんでしょう。基本的に、リスニングもリーディングも、選択肢を読めばある程度問題も回答も推測できます。ですが、どれだけそれらの選択肢を短時間で把握し、理解できるかがカギだと思います。それらに手を焼いて時間を使っていては、元も子もないですしね。
ですが、いずれのセクションも、内容は非常に簡単で、ビジネスシーンの内容とはいえ、基本的な表現ばかりです。(聞きなれないワードとかは普通に聞き取れなかったりしましたけど。) リーディング長文問題も、"発注したものに問題があった"とか"このイベントはどういった特徴がある"とか、そんなことばっかりです。うんざりするほど問題が多いし、疲れるけど、難しいことは言ってません。
僕の場合、リスニングが本当に伸び悩んでいて、未だに聞き取れないことが多々あるので、リスニングセクションはすっきりしませんでした。。大きな課題の一つです。
僕にとって久々の受験だったため、そういったテクニックはおろか問題傾向すら忘れていて、普通に解かざるを得なかった感じです。ま、自分にとって一番やりやすい方法が一番ですかね。
さてこんなことを言ってますが、まだスコアは来ていません。これで前回を下回るスコアだったら、街中で全裸になって前転してやる。
多分、アメリカでは日本より結果が帰ってくるの早いと思います。
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Breaking Badで気になったワードメモ 2
第2話より
- Flip a coin : コインを弾いて表か裏かを賭ける行為
※ちなみに表か裏かという問いは、Heads or Tails?
- Pot : Marijuana (slang)
第3話より
- Occupied : 誰かがトイレを使っているということ
第4話より
- Adorable : very attractive or delightiful, charming
- Figure out : To understand, solve, calculate
- Consistent : Agreeing or Acordant
※ 日本語訳で、"首尾一貫した" "矛盾のない"
- Store-bought : Something that bought at a store or shop and not made at home
- Oncologist : 腫瘍学者
※ Medical oncologistで "腫瘍内科医"
- So be it : Expression of acceptance as agreement or surrender
※日本語訳で、"それならそれでいい"。誰かが何かをしたいと言ってきた時、それを受け入れるように、"それならそれでいいよ"という感じ。また、"勝手にしろ"、"それならそれで仕方ない"という意も。
第5話より
- Ventilation : The act of ventilate, The state of being ventilated
※ Ventilateとは部屋、建物内に空気を通す、痛風を良くするという意味。劇中では、車に残った弾丸による穴をごまかすためにこう言われてました。
- See you in a minute
※ なんてことない表現ですが、個人的に覚えたいのでメモしました。
ブレイキング・バッド、非常に面白い。スラングも勉強できるし、笑えるシーンもあるし、人間模様が素晴らしい。シーズンを重ねるごとに、尻上がりに面白くなるらしいですが、既に虜になっています。
やはり、ドラマや映画を見る上での利点は、いろんな表現を知ることで表現力が高まることだと思います。日本語だと、"素晴らしい" で済む表現が、英語だと"Wonderful" "Amazing" "Fantastic"...など、多岐に渡るような感じです。
できるだけ日常的な会話が多いドラマを見たほうが、よりいっそう知ることができると思います。僕は昔、OCやFullhouseを見てましたが、そういった日常生活を描いたドラマのほうが、実際に使えるワードや表現が多いと思います。
そういった意味では、映画は、アクションもののほうが物語はわかりやすいし、複雑な設定もないし、台詞も短いことが多いので英語学習には適していますが、できるだけドラマやロマンス、ミステリー、サスペンス系を見たほうがいいのかな、と思う気もします。内容がわからなければ元も子もないですが。
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Breaking Badで気になったワードメモ
第1話より
- Setup : The way in which something is constituted, arranged, or planned.
- Meth :Methamphetamine
- Boonies : Rural country or a jungle
- Evade : To escape or avoid
※劇中では、Drugの製造に必要な場所の条件として、Evasive(逃げやすい、逃げることのできる)が使われてました。
- With a vengeance : With great violence or force
アメリカでも人気シリーズであるブレイキング・バッドを鑑賞。多くの批評家や映画関係者などから絶賛されており、あらゆるドラマの中でこれを超えるものは出ないだろうとまで言われています。
とりあえず第1話を見てみた英語に関する感想としては、英語が比較的聞き取りやすいということと、とにかくスラングが多い笑。ウォーキング・デッドのような非日常的な舞台ではなく、最初はニューメキシコ州の平凡な家族にスポットを当てたお話なので、日常で使うような用語も多く、かつスラングが多用されています。特に、不良たち(ていうかギャング?)の会話は字幕で見ても何言ってるかほとんどわからないし、アメリカンカルチャーの背景的な知識を知っていないとピンと来なかったりすると思います。
ただ、前述した通りウォルターの英語なんかは聞き取りやすいし、そんなに難しいことは言ってません。化学用語なんかはわからないですが笑。そのへんはウォーキング・デッドのほうが田舎の英語感があるので早いし聞き取りにくいと個人的に感じます。特に、黒人英語は、英語学習者には難敵だったりします。僕も黒人の方と話してもわからないことが多々あります。何故なら、彼らのしゃべり方はリエゾンが多く、ちゃんと発音してても音を正確に聞き取れないなんてことが多いからです。もちろん人によりますが、本当にラップみたいな口調で話す人もいるので、面白いですが混乱することがあります。
さて脱線しましたが、"Break Bad"とは、そもそも、悪事を働く、悪いことをするという意味で、言うならば思春期の少年が不良になることみたいなもの。劇中でも、ジェシーがウォルターに向かって、"お前みたいなおっさんが何故急にBreak badするんだ?"てな感じで尋ねてます。
劇中で、"Cooking"というワードが出てきますが、この場合、料理を意味するCookingではなく、Drugを製造する、調合するという意味でのCookingだそうです。
実際、海外のサイトにこのMethの作り方を乗っけてるサイトがありましたが、そこでもCookingというワードが使われており、あらゆる薬物や化合物からMethの製造に不可欠な成分を抽出したり、Methの効力を強めること、要するにドラッグを作ることみたいです。
今回気に入った言葉は、The worst thing you can do is shut me up.
場面的に、奥さんからの情事の誘いの言葉なわけですけど、その後ウォルターは奥さんと久しぶりの性行為をするわけですが、奥さんは、"本当にあなたなの?"と尋ねるほど、ウォルターの変貌ぶりに気づきます。(多分、性格的にも男性的にも変わってたんでしょう笑。)
こういうのを見ると、やはり男というのは、堅実だけどなよなよしてて優柔不断なぐらいなら、多少クレイジーで男らしいほうが良いのかなと思ってしまいます。。
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The Walking Deadで気になったワードメモ 3
第6話より
- Lad : A boy or young man
- Opt : To make a choice or decision
- Buzzkill : Someone or something that stops people from enjoying themselves
- Clam-up : To refuse to talk
- Compassion : Deep awareness of the suffering of another accompanied by the wish to relieve it.
※日本語訳で、"同情"
シーズン1はこれでおしまい。他にもわからない単語はたくさんありましたが、文脈や流れから推測できたり、見逃しても良いかなと思うものだったので割愛します。
正直、ドクターが何故あのような行動を起こしたのか、そして黒人女性の人も何故残ったのかという理由がわからなかったので、ネットで知識を補足...汗。
個人的にあの爺さんはあまり好きなキャラじゃないので(めっちゃ瞳孔開くし)、ここで消えてくれるのかな〜なんて思ったりしてました笑。
気になるシーズン2も見てみようと思います。
ドラマは一話45分だし、長時間深く考える必要もないので英語字幕でもあまりストレスを感じない。
好きな映画を優先的に見たあとは、無理に映画を見てみようとするより、ドラマから手を出したほうが良いかもしれませんね。