オススメの教材①。簡単かつ実践的な英会話を学びたい人へ。
英語は一日一言覚えれば話せます―これでダメなら英語はあきらめてください。
- 作者: イムランスィディキ,Imran Siddiqui
- 出版社/メーカー: クリタ舎
- 発売日: 2010/12
- メディア: 単行本
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先日、とある友人から薦められて購入した本。
友人曰く、その辺の英会話ハウトゥー教本よりは実践的で取り組みやすい。とのこと。
簡単に内容を説明しますと、タイトルにあるように、一日に一言の英語表現を覚えましょうというもので、全部で365文、つまり1年間やり続けた証にはあなたは英語を話せていますよというものだそうです。タイトルはなかなか挑発的(これでダメなら英語は諦めて)だし、著書の方は全然知らない人だし...購入するまでは疑心暗鬼でした。
しかし、この本の素晴らしさを、やっていくうちにじわりじわりとわかってきたような気がします。僕はまだ150ぐらいまでしかやってないですが、僕なりに感じた良い点をまとめました。
まず、表現の内容ですが、ネイティブが使う表現として新しい古いはとりあえずおいといて、非常にリアリティがあると思いました。表現のほとんどが、実際にネイティブから聞いたことのある表現か、似ているもの、もしくは、「こう表現するんだよ」と教えられたものです。
例えば、日本語の「いや、そんなにかな...」という表現。昨日は楽しかった?とか聞かれたりしたら使う機会がある表現ですよね。留学生や英語学習者の多くが、同等の意味を英語では、「so so...」と学ぶと思います。何故か気づいたら使ってる感じです。実際、僕も留学当初は使ったし、誰もそれが間違いだと訂正はしてこなかったです。しかし、ネイティブはほぼ100%使いません。もちろん意味は通じますし、英語として存在する表現ですが、彼らからすると気持ち悪さというか歯がゆさを感じるそうです。彼らにとって自然な表現は、「Not really...」です。もちろん、最初からこのような間違いをしない人もいますし、今更そんなこと当たり前だろって思う人もいるでしょうが、当然のことだからこそ是非知っておきたいです。これはほんの一例です。
また、中には、こっちの表現のほうが個人的に使いやすいな、と思うものもありますが、著者もそれを踏まえた上で、「とりあえずこの表現をそのまま覚えておいて」というスタンスで載せています。その方が、いくつかある表現を知ることによる混乱を避けれるし、表現として間違いではないので、相手に確実に伝えることができるからです。ましてや、この著者の方はネイティブ(僕もあまり詳しくないです...)なので、黙ってついていこう!って気持ちのほうが楽だと思います。そういう意味では、確かに、英語初心者の方にはもっていこいだと思いますし、僕なんかでも参考になる部分は大いにある本です。
もう1つの魅力は、購入者限定で表現集の発音動画を見ることができる点です。Amazonのレビューなんかを見ればわかりますが、この動画の評価が高く、よくできています。一つ一つの表現の発音のコツや気をつけるべき点を動画で説明してくれています。著者も言っていますが、正しい発音を知ることでその音を正確に聞き取れるようになれます。つまり、リスニングの向上にもなるわけです。
英会話本って、モチベーションの維持が大変だと思います。実際にネイティブと話す際に学んだ表現が浮かぶかもわからないし、相手に伝わるかもわからない。しかし、正しい表現と発音を学ぶことで、安心して学ぶことができるし、何より覚えることが苦ではなくなると思います。
もちろん、この本を覚えただけで英語が話せるとは思いませんが、重要な表現やエッセンスがふんだんに含まれた内容ですので、覚えておいて損はないと思います。
何故この本を紹介したかというと、この本の内容をこれからメモしておきたいと思ったからです。というのも、正直いって全ての表現を覚えるのは不可能なので、自分でアウトプットして覚えていくしかないわけです。自分がその表現を使えるようになるかどうかのコツはそこにあると思います。というわけで、自分なりに、こういう時にこう使うだろうなというものをメモしておきたいと考えました。回し者ではないです。
CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)
- 作者: スティーブソレイシィ,ロビンソレイシィ
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2000/04/10
- メディア: 単行本
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